”地球で最も美しい場所”と称されることがあるネイティブアメリカンの聖地、セドナ。
見渡す限り広大な大地に囲まれた町で、パワースポットが点在する町として知られています。日本では見ることが難しいような絶景もたくさんありますが、その中でも見に行くことの難易度の高い絶景「Subway Cave」に行ってきました。
Subway Caveはセドナの大自然を感じることのできる一度は訪れてみたい絶景の一つです。
本記事では、Subway Caveへの行き方をご紹介いたします。
Subway Caveの絶景
Subway Caveはどこにある?
Subway Caveは、最もエネルギーが強い場所として認定された「4大ボルテックス」の一つであるボイントンキャニオン(Boynton Canyon)の中に存在します。
セドナにあるエアポートメサ、カセドラルロック、ベルロック & コートハウス、ボイントン キャニオンの4ヵ所は特に強いエネルギーを感じられる事から、セドナの「4大ボルテックス」と呼ばれています。
ボイントンキャニオンはセドナの市街から車で約20分(約8キロ)のところに位置しています。地図アプリで「ボイントンキャニオントレイル」と検索すればでてくるはずです。
Subway Caveの難易度
- 難易度:高め
- 距離:往復7キロ
- 時間:約3時間
Subway Caveへの行き方
駐車場
トレイルの開始地点であるボイントンキャニオントレイルという地点に有料駐車場があります。ただし、収容台数が数十台とすぐに埋まってしまうため注意が必要です。
この駐車場に停めたいかたは、早朝から行く必要があります。私は11時頃到着しましたが、もちろん駐車場は満車でした。
駐車できない人はたくさんいるので、そういった人たちは路上に駐車しています。以下地図の黄色の道の両脇にずらっと車が並んでいます。赤色の道路は駐車禁止なので気をつけてください。
トイレ
一度トレイルの道に入ってしますとトイレはありません。トレイル入口に一つだけ男女共用トイレがあるので、ここでトイレを済ませてからハイキングを開始したほうが良いです。
トイレの写真
ハイキングの開始
ボイントンビスタトレイル
約500mくらい進んだところに初めての分岐点あります。この分岐点で左に行くと、Subway Caveへ向かいます。
右へ行くと、ボイントンビスタトレイルとなっています。このトレイルは1キロもない距離で往復でき、難易度もそこまで高くありません。頂上では、ボイントンキャニオンを眺めることができるので時間があれば行くこともおすすめです。
子連れでも十分楽しめる距離と難易度です。
Subway Caveへひたすらハイキング
ここから目的地まではひたすらトレイルを歩きます。右手には赤い岸壁がそびえ立っていて壮大です。左手にはこの地域のリゾート地を見下ろすことができます。
セドナの赤土の壮大な景色をみたり、犬と散歩している人がいたりと、ハイキングに飽きることはないと思います。
ハイキングの道自体は、険しい道は少なく長い距離を歩ける人であればだれでも楽しめます。
ただし、私が行ったときは1月ということもあり、雪が残ってるところもありました。歩きやすい、できれば滑りにくいトレッキングシューズがおすすめです。
右に曲がるポイント
Subway Caveはへは実は標識が一切ありません。しかしわかりやすい(と言われている)大きな木があるので、そこを右に曲がると、Subway Caveへ向かうことができます。ちなみに真っすぐ向かうと、ボイントンキャニオンのトレイルの終着地点へ向かうことができます。
わかりやすい木と言われればわかりやすいですが、初めての土地でこの木を探すのは簡単ではないです。私も一つ手前の木と間違えそうになってしまいました。
Google地図と周りにいる人に確かめれば教えてくれるので、ここは人に教えてもらうのが最善かと思います。特に前方から帰ってくる人達に聞くと的確な答えが返ってくる可能性が高いですよ。
Subway Caveへ
大きな木の先を右手に曲がると、ここから先はラストスパートです。約15分さらに歩くとSubway Caveへ到着できます。
実はこの道、Google地図にも載っていない獣道となります。しかし、道自体はしっかりハイキングできるようになっており、Google地図片手に歩けば、まず迷うことはないと思います。大変人気のあるスポットでもあるので、他の人も多いと思います。
絶景地点へ最後のがけ登り
Subway Caveへ到着すると、絶景地点へと登る狭い急斜面があります。
この急斜面が、この絶景ポイント到達のための最難関です。高いところが苦手な人、急斜面を登ることに自信がない人には、あまりお勧めできません。
一人ずつゆっくりと急斜面を登っていきます。
Subway Caveの絶景
登りきると、こんな絶景がみれます。もはや言葉はいらないですね。
たどり着くのが難しかった分、達成感も感じることができます!
Subway Caveからの降り方
私は登った後に気づいてとてもびっくりしたのですが、Subway Caveからの帰り方は2通りしかありません。
一つは、登ってきた急斜面を下ること。
もう一つはこの絶壁にそって歩き、歩いた先にある斜面を下ること。
私は急斜面を下るのは、危険と判断して(下っていく人たちもいました)、絶壁を歩きました。正直怖さはありましたが、しっかり歩けるスペースはあるので、落ち着いて歩けば、問題なく下れると思います。
帰り道
帰り道は、ひたすら来た道を変えるだけです。このトレイルはとくに迷いそうになるポイントもないので、特に不安は不要だと思います。大地のパワーを感じながら帰ってみてください。
まとめ
本記事では、アメリカのセドナという町にある絶景ポイントの紹介とそのポイントへの行き方を紹介しました。
正直な感想としては、絶景ポイントへ到達するのが想像よりもとても難易度が高いものでしたが、絶景は大地のパワーを感じられる素晴らしい絶景でした。
セドナを訪れる機会がある方は、ぜひSubway Caveへ行くことを検討してみてください。
Subway Caveへ行かなくても、ボイントンキャニオンのハイキングはとても気持ちよく楽しいものなのでおすすめです。