円安・物価高の世の中で気になるアメリカ旅行の費用。
当時の為替レートは1ドル約150円でした。かつアメリカは物価が高い国としても知られています。
今回、2023年9-10月にサンフランシスコ・フェニックス・ロサンゼルスを家族4人で3週間滞在した費用(交通費・宿泊費・レジャー代等)を公開します。
今回は、3週間のアメリカ旅行の費用を大公開します!!リアルな金額感を参考にしてください。
できるだけ費用を安くするコツも合わせて紹介していくので、ぜひ参考になれば嬉しいです。
私たちのアメリカ旅行:旅程
私たちは、ツアーを利用せずに全て個人手配で旅行にいきました。
個人旅行の良い点は、旅程を柔軟に組めて、ツアーではいけないところにも行けることです。また旅程の組み方によっては安価に抑えることができますよ。
まずは旅程は以下になります。
1日目 | 移動:日本出発→サンフランシスコ |
2日目 | サンフランシスコ |
3日目 | 移動:サンフランシスコ→フェニックス |
4〜8日目 | フェニックス |
9〜10日目 | 移動:セドナ〜グランドキャニオン |
11〜12日目 | フェニックス |
13日目 | 移動:フェニックス→ロサンゼルス |
14〜17日目 | ロサンゼルス |
18日目 | 移動:ロサンゼルス→アナハイム |
19日目 | アナハイム(ディズニーランド) |
20日目 | 移動:アナハイム→ロサンゼルス→日本帰国 |
アメリカ国内での移動は2回+グランドキャニオンへの旅行の合計3回です。
かかった費用明細
ここからはかかった費用の詳細を見ていきます!
今回は、交通費・移動費・宿泊費・レジャー費用・食費・海外データ通信費用・お土産や買い物・海外旅行保険・ESTAとほぼ全ての費用をまとめてみました!
航空券
飛行機は、アメリカ往復とアメリカ国内線2本の1人当たり計4本乗りました。
マイルも使用しましたが、合計約44万円ほどかかっています。
便 | 価格 | |
---|---|---|
パパ | 日本→サンフランシスコ(ANA) サンフランシスコ→フェニックス(ユナイテッド航空) ロサンゼルス→日本(ANA) | \297,480 |
パパ | フェニックス→ロサンゼルス(アメリカン航空) | \17,850 |
ママ・長男 | 日本→サンフランシスコ(ANA) ロサンゼルス→日本(ANA) ※マイル使用 | ¥13,620 (¥6,810/人) |
ママ・長男 | サンフランシスコ→フェニックス(ユナイテッド航空) | \43,880 (\21,690/人) |
ママ・長男 | フェニックス→ロサンゼルス(アメリカン航空) | \35,700 (\17,850/人) |
次男 | サンフランシスコ→フェニックス(ユナイテッド航空) フェニックス→ロサンゼルス(ユナイテッド航空) | \31,190 |
今回、パパ(次男)は正規料金での予約、ママ・長男はマイルで購入と、別々に飛行機の予約を取りました。
パパはANAで予約し、日本とアメリカの往復+サンフランシスコ→フェニックスの便で、約30万円。
ひと昔前は10万ほどで行けてた時代を考えると約3倍。。。戦争・円安・燃油サーチャージの高騰と航空代金は高騰していますね。
ママ・長男は、ユナイテッド航空でのマイルを使用しての購入です。一人当たり73,500マイル+約3.5万円(手数料13,620円+サンフランシスコ→フェニックス便21,690円)。
マイルがなかったら、二人でさらに50万~70万かかっていたと思うと、マイルのありがたみを感じます。
パパの飛行機代が正規の値段と考えると、ママ・長男分はかなり安く飛行機を取ることができました。この値段でサンフランシスコ・ロサンゼルスに行けるととても魅力的ですよね。
裏技のようなマイルの活用術を以下記事にまとめています。是非参考にしてみてください。
移動費
アメリカでの移動は基本Uberもしくはレンタカーを借りて車で移動しました。
レンタカーとタクシー代で約15万円+ガソリンや電車・バスで2万円ほどかかりました。
都市 | 内容 | 価格 |
---|---|---|
サンフランシスコ | タクシー代 | \12,793 |
フェニックス | レンタカー代 (チャイルドシート代含む) | \80,000 |
ロサンゼルス | タクシー代(Uber) | \26,700 |
レンタカー代 (チャイルドシート代含む) | \35,000 | |
その他 | ガソリン・バス等 | ¥20,000 |
タクシー代は、サンフランシスコ市内から空港まで約13000円、ロサンゼルス(ビバリーヒルズ近辺)から空港まで約6000円ほどかかりました。
ロサンゼルスの市内観光は、観光地が点在しているということもあり、すべてタクシー移動としました。
ディズニーランドだけが少し距離があったので、旅程の最終に調整して、レンタカー移動としました。空港に行くまでもレンタカーなので、帰りも楽々移動できました。レンタカーは、3泊で約35000円と日本と値段感はあまり変わりません。
カリフォルニア州では子供のシートベルトが義務付けられていますので、小さなお子様連れの場合はよく準備していくことをお勧めします。
運転手によっては、普通に乗っけてくれましたが、嫌がって乗せてくれないドライバーもいます。
アメリカでの移動手段はコチラの記事にまとめております。ご参考にしてください。
宿泊費
ホテルの費用は、旅費に大きく関わってくると言われています。旅程が長ければ長いほど、その費用全体に対する影響力は大です。
宿泊するホテルは、観光しやすい場所と治安を第一優先で考えていたので、少し高めの値段になってます。ですが、これが正解でした。子供もいると治安も重要ですし、移動も大変なので、楽に観光できたのでよかったです。
ただし、円安(当時は1ドル約150円)&アメリカの物価の高さが響いて、20泊で約67万円。。!一泊あたり約3.3万円。決して高級なところに泊まっていたわけではないですが、旅費としては大部分を占めているのは間違いないですね。
都市 | ホテル | 場所 | 日数 | 価格 | 予約 |
---|---|---|---|---|---|
サンフランシスコ | ハイアット セントリック フィッシャーマンズ ワーフ | フィッシャーマンズワーフ付近 | 2泊 | ¥90,641 (¥45,320/泊) | Expedia |
フェニックス | スコッツデール、キーアーランド付近の集合住宅 | キーアーランド付近 | 10泊 | \272,205 (¥27,220/泊) | Airbnb |
グランドキャニオン | マスウィク ロッジ | 国立公園内コテージ | 1泊 | \57,497 | Expedia |
ロサンゼルス | ザ クレセント パウード バイ ソンダー | ビバリーヒルズ | 5泊 | ¥199,136 (¥39,827/泊) | Expedia |
アナハイム | ヒルトン アナハイム | ディズニーランド徒歩圏内 | 2泊 | ¥51,294 (¥25.647/泊) | Expedia |
また、今回はエクスペディアを利用してさらにポイントゲット!宿泊でのポイ活の記事はコチラから。
また海外のホテルについては、ほとんどExpediaかBooking.comで探すことが多いです。この2つ際使いこなせれば良い条件のホテルも探せるでしょう。
レジャー費
レンタカーを利用しての移動がほとんどで、公園や街歩きも多かったため、レジャー費用のほとんどがディズニーランドのような施設の入園料です。かかった費用は約11万円です。
サンフランシスコでは、坂が多く観光場所も点在しているので、思い切って観光バスを使いました!
都市 | 内容 | 価格 |
---|---|---|
サンフランシスコ | BIGBUS(ナイトツアー代も含む) | \15,674 |
フェニックス | PhoenixZoo(動物園)大人2人分 | \11,806 |
フェニックス | 水族館 大人1人分 | \2,553 |
グランドキャニオン | 国立公園入場料 | \5,169 |
アンテロープキャニオン | ツアー代 | ¥18,000 |
ロサンゼルス | ディズニーランド代 大人2人分 (ホッパーチケット&ジーニアスプラス) | ¥58,809 (¥29,404/泊) |
アンテロープキャニオンは悪天候で中止になってしまいました。行く際は必ず現地でのツアーに参加することが必須です。
食費
アメリカの今の物価だと、外食すると一人当たり朝食で約1500円、昼食で約2000円、夕食で約4000円はかかりました。
Airbnbに泊まっていたときは、自炊して節約もしたので、4人で一日平均約10000円ほどにおさえられました。
それでも20日間で約20万円ほどかかっていたました。食費も旅程の長さと物価高に比例して、費用には大きく影響してきますね。
買い物・お土産費用
お土産はたくさん買ってしまいました。。。!3都市回った影響もあり、各都市でたくさん買ってしまいました。。。!
主にスーパーで購入したお菓子たち、地元の洋服屋さん、ディズニーランド買ったお土産、その量なんと大型スーツケース約1個分!!
おそらく金額は合計15万円くらいです!ちょっと買いすぎですかね!?
お土産等は、いくらでも節約できるので、その時の予算に応じでうまく対応したいですね。
ただお土産は帰国した後でいい思い出になるので、ついつい買ってしまいます。
データ通信費用
海外でのデータ通信は必須です。地図を調べたり、ご飯なのの周辺情報を調べたり、便利な世の中になりました。
私たちはドコモのahamoを使用して最初の15日間は過ごしました。その後airaloというアプリでeSIMを5ギガ分購入しました。かかった料金は、2人でairalo約5000円と格安です。
海外旅行保険費用
海外旅行保険については、日本の民間の海外旅行保険には加入せず、クレジットカード付帯の保険と、子連れ旅行ということで追加でSafety Wingの保険に加入しました。
よって費用は4人で約2万円(クレジットカードは無料)です。
クレジットカードは、ANAのVISAゴールドカード、マリオットボンヴォイアメックスカード、エポスカードの3種類のカードで海外旅行保険を充実させていいます。
ESTA申請費用
ESTAは、ビザ免除プログラム(VWP) を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子システムです。アメリカ渡航には必須の手続きです。
申請費用は、1人21ドルで、私たちは合計4人の84ドルかかりました。
まとめ
本記事では、家族4人(大人2人、子供2歳と6か月)での3週間のアメリカ旅行にかかった費用を紹介しました。
合計金額を足してみると約178万円。。!!
物価の上昇で海外に行くための必要な金額も上がってきていると思います。
内訳 | 金額 |
---|---|
航空券 | \439,720 |
移動費 | \170,000 |
宿泊費 | ¥670,773 |
レジャー費 | ¥112,011 |
食費 | ¥200,000 |
買い物・お土産 | ¥150,000 |
データ通信費用 | \5,000 |
海外旅行保険費用 | \20,000 |
ESTA申請費用 | \12,000 |
合計 | \1,779,504 |
大部分を占めているのが、航空券と宿泊費です。
宿泊費は、今回旅程が多かったので金額が大きくなっていますが、少しでも安いホテルを探せば、費用はガクッと抑えることができます。ただし、立地などもとても重要なので、要件等です。
また観光に徹することで、買い物やお土産を減らすのも費用をおさえる一つの方法です。
航空券は高いですが、このご時世仕方がない部分もありますし、その他の費用も必要不可欠ですね。
旅費をできる限り安く抑える方法も適宜以下の記事で紹介していきます!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。