世界の絶景の一つであるグランドキャニオン。世界遺産のひとつであり、年間約400万人の観光客が世界中から訪れる観光地です。
しかし、日本から訪れる計画を立てると、そんなに簡単に行ける観光地ではありません。特に小さい子連れ旅行ならなおさらです。
通常グランドキャニオンへは、フェニックスやラスベカスからの日帰りツアー等が一般的です。ただし、移動のスケジュールがハードであるがゆえに、子連れの場合は諦めてしまうことも多いのではないでしょうか?
私たちは、自分たちで旅行を計画して、2歳と0歳の子供達とともにグランドキャニオンへ行ってきました。本記事では、子連れでも安心して行けるおすすめの一泊二日個人旅行プランを紹介します。
- グランドキャニオンへの旅行を計画している人
- 子連れでグランドキャニオンへ行くか迷っている人
子連れでも安心グランドキャニオン個人旅行:旅程
ツアー等を利用せずに全て個人手配でフェニックス発のグランドキャニオン旅行に行きました。
ツアーとは違い時間に余裕がもて、子供達への負担も少ないです。昼寝の時間にあわせて車移動なども可能です。
まずは旅程は以下になります。
1日目 | フェニックス出発→セドナ |
午前 | セドナ観光 |
移動:セドナ→セリグマン | |
昼 | セリグマン観光 |
移動:セリグマン→グランドキャニオン | |
夕方 | グランドキャニオン観光 |
ホテル | ホテル:グランドキャニオン国立公園内 |
2日目 午前 | グランドキャニオン観光 |
移動:グランドキャニオン→フラッグスタッフ | |
昼 | フラッグスタッフ |
移動:フラッグスタッフ→フェニックス |
1日目AM:セドナ
フェニックスからグランドキャニオンまでの途中にはパワースポットで人気の町「セドナ」があります。周囲は巨大な赤い岩や切り立った峡谷、松の森に囲まれており、町からも絶景が楽しめます。
早朝にフェニックスを出発して、セドナで朝食を食べるプランです。セドナはフェニックスから車で約200㎞、約2時間で行くことができます。
朝食は世界に1つしかないと言われる「青いマック」。メニューは他と変わらないですが、特別感を味わえます。
そして、4大ボルテックスの1つである、「エアポートメサ」のトレイルに行ってきました。2歳の子供でも自力で登れるのでおすすめです!だいたい1時間くらいあれば上り下りできます。
1日目お昼ご飯:セリグマン
セドナの次の目的地はセリグマン。
セドナからは約160キロで、約1時間半くらいで到着できます。
セリグマンはルート66の中でも特に有名な観光地で、ディズニー「カーズ」のモデルになった町としても有名です。
小さな町ですが、ノスタルジックな雰囲気を感じることができます。お土産屋さんもあり、ルート66にちなんだお土産も購入できます。
お昼ご飯は、ハンバーガーショップ「スノーキャップ」のハンバーガー。ツーリング途中のバイク乗りの人や観光客でいつも賑わっているお店です。
1日目夕方:グランドキャニオン
セリグマンからグランドキャニオンへは、さらに1時間半ほど、約160キロのドライブです。
子供達も疲れ模様で車で寝てもらいます。(笑)
グランドキャニオンへは、夕日を見るために16時前には着くように向かいます。道中はほぼ一本道で迷う心配はありません。日本みたいに道が混んでいることもないので、予定通り現地に到着できます。
グランドキャニオンにつくと、観光客やバスツアーで人がたくさんいます。みんなのお目当てはもちろん夕日に染まるグランドキャニオン。
まさしく「絶景」です。人生で一度は見ておきたい絶景と言われる意味が感じ取れます。
自然の雄大さを感じることができました。
ホテル
ホテルはグランドキャニオン国立公園内にあるホテルに泊まりました。
公園外にもホテルはありますが、おすすめは少しお値段が上がっても公園内のホテルです。
私たちが宿泊したのは、マスウィクロッジというホテル。
2022年にリニューアルしたということで、ホテルの客室はとても綺麗で心地よく過ごすことができました。
シャトルバスも泊まり、レストランも併設されているので困ることはないと思います。
2日目朝:グランドキャニオン
グランドキャニオン公園内に泊まると、翌朝日の出を見ることができます。
夕日に染まったグランドキャニオンとはまた違った絶景を見せてくれます!
夕日と日の出、グランドキャニオンに行くなら、是非見てほしい絶景です。
2日目お昼:フラッグスタッフ
グランドキャニオンでの観光を終えたら、次のフェニックスに帰ります。
休憩なしで帰ると、少し子供には長い旅になるので、途中の町「フラッグスタッフ」によります。
フラッグスタッフでは、街歩きでカフェを楽しんだり、地元の本屋で子供の本を購入したり、街の観光が楽しめます。少し足をのばせば、野外アクティビティを楽しめることで有名ですが、今回はゆっくりすることを優先にしました。
フラッグスタッフの印象は、いい意味でアメリカらしくなく、ヨーロッパの雰囲気を感じるおしゃれな街でした!
2日目夜:フェニックスへ
フラッグスタッフでの観光を終えたら、いよいろフェニックスへ帰ります。
フェニックスまでは、約200キロで2時間ちょっとのドライブとなります。子供の昼寝と合わせて帰れるといいかもしれません。
フラッグスタッフからフェニックスへ帰る途中に見える景色も変わってきて、フェニックスに近づけば近づくほど大きなサボテンの数も増えてきます。
道中アウトレットもあるので、余裕があれば買い物や夕食を食べるのもいいかもしれません。
まとめ:子連れには個人旅行がおすすめ
本記事では、グランドキャニオンへの個人旅行での行き方を1泊2日のプランで紹介しました。
日本から直通で行ける場所でもなく、なかなか行きづらいグランドキャニオン。ツアーで行くことも可能ですが、小さい子供がいるとツアーだと不安になることもあると思います。
そんな時は思い切って個人旅行で行くことをおすすめします。車を運転する必要がありますが、アメリカの道は広くそんなに難しくありません。
そして個人旅行であるからこそ、休憩を好きな時に取れて、行きたいところに行ける、子供にとってもも負担が少ない旅程を組むことができます。
ぜひ参考になれば嬉しいです。